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2022年6月19日お口の中の二大疾患
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
お口の中の二大疾患といえば何かご存知ですか?
虫歯と歯周病です。
虫歯の治療を終えて、歯科治療が済んだと思う方もいらっしゃるかと思いますが、その後の定期的なメンテナンスが重要になります。
歯周病は歯垢に含まれる歯周病菌に感染して、歯を支える骨が破壊される病気です。
知らぬ間に、歯周病が進行すると、歯がグラグラしたり、痛みや腫れがおこります。
最悪の場合は、歯を失う原因にもなります。
歯周病は、空気に触れない歯周ポケットの中で繁殖するのが特徴です。歯周病菌には毒性の強い物質を出す悪玉菌が多いので、全身に影響を及ぼすことも報告されています。
お口の中の細菌はお手入れの良い方で約500億、平均で2000億、不十分な場合はなんと9000億以上の細菌がいます!
歯磨きが不十分なお口の中では、細菌が12時間ほどで層を作り、歯を覆い始めて歯垢ができます。
歯の表面は歯ブラシで落ちますが、歯と歯の間や、歯と歯肉の境目は歯ブラシもあたりにくいので磨き残しができてしまいます。そうして残った細菌群は唾液中のカルシウムと反応し、歯石となります。
歯周病の進行を防ぐ為に、歯周病の予防や、早期の治療をおすすめいたします。
治療後も定期的に管理をしていくことが歯周病予防にはとっても大切なことです。
皆様が、健康で毎日を過ごせるように、当院は虫歯の治療後もしっかりとサポートさせていただきます。
気になることがございましたら、是非当院にご相談下さい。
2022年6月14日医療法人親和会 SDGs宣言
私たちは、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、医療法人の経営理念である
「患者様への心のこもったおもてなしと快適さの中で最新の歯科治療を提供すること」
「患者様に心あたたまる、くつろいだ、そして洗練された雰囲気を常に実感して頂くために、
最高のパーソナル・デンタルサービスと施設を提供すること」
を体現する事を目標にSDGsの達成に向け、
下記の取り組みを通じて全職員一体となって持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
2022年6月9日霧島で口腔外科をお探しの方へ
今回は口腔外科で行う治療内容について紹介をします。口腔外科の治療は、お口の中やあごに現れる症状を治療する科目です。
皆さんにとって、一番身近な「親知らず」や「顎関節症」などについて説明していきます。
口腔外科「親知らずの抜歯」
まずは親知らずの抜歯です。
親知らずは一番奥の歯で、歯科では「智歯」と呼ばれています。親知らずは、ブラッシングなどで清掃が行き届きにくく、
親知らずの
口腔外科の「顎関節症治療」
次に多いのが「顎関節症」です。
✓ あごの関節の音がする」
✓ 口が開きにくくなった
✓ あごが痛い
✓ 左右の顎の開きに差がある
✓ あごが外れそうになる
など、
顎関節症になる原因
・ストレス
・歯ぎしり
・歯列不正(悪い歯並び)
・食いしばり
・頬杖やうつ伏せ寝などの悪習癖
・顔面の打撲や外傷
上記は一例ですが、これらの原因で顎関節症を引き起こすことが多いです。日常の癖が影響することもあるので注意が必要です。
顎関節症の治療法
基本的な顎関節症の治療法として、
スポーツや打撲による
外傷の治療
スポーツなどによる外傷の例としては、
✓ 歯が折れた
✓ 歯が根元から抜けた
✓ 唇や舌を強く打って切った
という症状の方が多くいらっしゃいます。こういったケースの治療は
歯の外傷の治療方法
外傷が神経に及んでいる場合には神経を取り除く「抜髄」という処置をおこないます。
スポーツをする以上、接触や衝突などで歯にダメージを与えるケースは避けられない場合があります。しかし未然に予防する方法はあります。それは「
マウスピースの着用の有無はダメージの程度も大きく変わります。なかには、装着が義務化されているスポーツも。
大切な歯を失うことは精神的に強くダメージを与えるものです。
口腔外科の治療まとめ
少しでも「おかしいな・・」とか「どうしよう・・」と感じた場合は、当院へご相談ください。
土日・祝日も診療しておりますので、お気軽にご相談ください。
2022年5月26日虫歯と天気
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は虫歯と天気の関係についてお話しします。
雨の日、低気圧になると歯が痛む。。。そんな経験ないでしょうか?
昔から「雨が降ると古傷が痛む」などと言われてきたように、天候は私たちの体に大きな影響を与える要素です。それは、歯についても例外ではありません!「天気が悪い日は歯が痛む」という人は、意外と多くいるものです。
そこで、原因と対処法を解説いたします。
・気圧が歯に与える影響
歯の中心には「歯髄腔」と呼ばれる神経(歯髄)というものがあり、その周りを象牙質、さらに外側をエナメル質が包む3重構造になっています。歯髄腔の内部の気圧は通常、外の気圧と同じになるよう保たれていますが、短時間に急に外の気圧が変化すると調整が間に合わず、外の気圧と歯髄腔内部の気圧に差が生じる場合があります。雨をもたらす低気圧は、気圧が低い状態ですから、これが訪れると歯髄腔の外界の気圧は通常にくらべて低下します。その結果、気圧の差が生じ、内部から歯に圧力がかかることで、歯が痛むことがあるのです。
このような現象が起きるのは、低気圧が接近しているときだけに限りません。同じ場所、同じ気象条件下でも、高度が上がれば気圧は下がりますので、飛行機に乗った場合や高い山に登った場合も同様なメカニズムで歯痛が起こることがあります。
・痛みを感じやすい人
「虫歯がある、または虫歯治療中である」「虫歯治療済み歯(詰め物や被せ物をした歯)がる」「歯茎や歯の根に膿が溜まっている」
治療せずに放置した虫歯がある場合や、過去に治療した箇所がある場合は痛みを感じやすい傾向があるというわけです。なお、歯茎や歯の根の先に膿が溜まっている場合も同様です。
注意したいのは、普段は痛みを感じなくても、詰め物や被せ物をしてから数年経つうちに、小さな隙間から治療した歯の中に細菌が侵入し、再び虫歯になっていたという場合もあることです。まだ症状が軽い場合や、既に神経を抜いてしまっているときは、虫歯が進行しても気付けないことがあります。もし、雨天や飛行機に乗るたびに同じ場所に痛みを感じるようなら、一度歯科受診してチェックしてもらうといいでしょう。
・気圧の変化による痛みを防ぐ方法
普段から定期検診で歯科医院に通い、虫歯や歯周病のない健康な口腔内を保っておくことは、気圧の変化による痛みを防ぐ上で何より有効な方法です。
「毎年梅雨の時期になると痛みを感じる事がある」、「昔、虫歯治療中に飛行機に乗って痛みを感じた」といった経験があると、同じようなシチュエーションになった場合に痛みを感じるケースがあります。その原因は肉体的なものもありますが、「また痛くなるのでは?」という心理的不安が影響していることが大きいのも特徴です。あまり引きずり過ぎないことも痛み対策に役立ちます。
もうすぐやってくる梅雨の時期に備えて、歯科医院へ行ってみてはいかがでしょうか?
2022年5月11日あなたのお口、お子さんのお口『ポカン口』になっていませんか?
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「ポカン口」についてお話させていただきます。
「ポカン口」とは口呼吸症候群のことです。
食べたり、飲んだり、話したりするとき、唇がしっかり閉じる力(口唇閉鎖力)は不可欠です。
様々な問題を起こす可能性があります。
口腔内の乾燥から唾液の機能低下により虫歯や歯周病の原因にもなります。
唇の形態、歯並び・噛み合わせの異常の原因にもなります。
また集中力の低下や、無呼吸症候群、直接、気管や肺に外気が入ることによりアレルギー性鼻炎など。
ポカン口を防ぐ為には噛むことが大切です。
「現代人は昔と比べて顎が小さい」と言われているのはなぜでしょう?
縄文人と現代人を比較すると、顎の大きさに変化はありますが、それに加え、歯の内側が寄っているという研究報告もあるようです。
これは、現代人の「食べ物をすりつぶして噛む動作が減った」ことが要因と考えられます。
噛む動作は3つの動きから成り立ちます
・前歯などで噛みちぎる
・奥歯などですりつぶす
・奥歯などでさらによく噛んで舌を使い飲み込む
この3つの動作がしっかりできるよう食材を細かくしすぎないよう調理の工夫が必要です。
普段から意識をするだけでもかなり変わってきます。より良いお口の状態を保つ為に、意識してみましょう。
2022年4月28日霧島で小児矯正をお探しの方へ
お子様の歯列矯正について
✓ 子どもの歯並びが気になる
✓ 小児矯正は早い方がいいの?
✓ 矯正が必要かを診てほしい
✓ いつから開始するのが適切?
✓ 小児矯正のメリットは?
このようなご質問を保護者の方からよく受けます。今回は、お子様の歯列矯正をご検討中に小児矯正についてご説明していきます。
小児矯正の開始時期
「小児矯正をいつからはじめたらいいのか分からない」という方が多くいらっしゃいます。お子様の歯列矯正は、歯並びやかみ合わせの状態、永久歯の生え変わりによって時期が異なります。年齢的な目安としては、6歳前後に一度歯科医院を受診していただくことをオススメします。
こんな歯並び、ご相談ください
このような歯並びの場合、一度ご相談ください。
■ 歯が出ている「出っ歯・口ゴボ」
■ 下の前歯が前に出ている「受け口」
■ デコボコの歯並び「叢生(そうせい)」
■ 前歯がかみ合わない「開咬」
■ かみ合わせが深い「過蓋咬合」
■ 歯と歯の間の隙間「すきっ歯」
歯が生えてこない!?
「永久歯がなかなか生えてこない」
「歯が足りないといわれた」という場合、
歯が歯茎や骨に埋まって生えてこない「埋伏歯(まいふくし)」や生まれつき歯が足りない「先天性欠損歯(せんてんせいけっそんし)」の可能性も。
そのような場合、レントゲンで確認後、適切な治療方法をご提案いたします。
小児矯正6つの効果・メリット
1.見た目の改善
見た目の改善がコンプレックスの改善につながります。
2.永久歯への生え変わりがスムーズに
小児矯正で歯並びのアーチを広げることによって永久歯が生え変わるスペースをつくり、正しい位置への生え変わりをサポートします。
3.歯磨きがしやすくなる
歯並びが整うことによって、歯磨きがしやすく、仕上げ磨きも簡単に。
虫歯や歯肉炎の予防につながります。
4.噛みやすくなる
歯並びだけでなく、かみ合わせを改善することによって、噛みやすい環境に。
5.正しい骨格の成長方向へ誘導
かみ合わせの問題を改善することで、骨格を正しい成長方向に導きます。
6.呼吸がしやすくなる
たとえば、下あごの後退や劣成長などが改善されることによって、下あごが前方に移動して気道が広がります。
気道が広がることによって、呼吸がしやすく変化します。
ヒサドメ歯科の小児矯正
当院では、日本矯正歯科学会に所属する矯正を専門におこなう歯科医師が在籍しております。
また、お子様も安心できる女性の歯科医師も在籍。
土日、祝日も診療をおこなっておりますので、お子様と一緒にお気軽にご来院ください。
2022年4月20日当院での矯正歯科治療【部分矯正の利点欠点】
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は当院で矯正歯科治療を行った患者様の、治療前後をご紹介します。
〈患者様〉
・20代女性
・上の前歯の重なりと、出っ歯を主訴に来院
〈治療法〉
エッジワイズ装置(歯にボタン=ブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を動かす装置)による、上顎のみの部分矯正歯科治療
〈治療期間〉
・5ヶ月
〈治療費用(税抜)〉
・検査診断料 40000円
・装置料 180000円
・調節料(来院毎)4500円×8回来院=36000円
トータル治療料金(動的処置終了まで) 256000円
※動的処置終了後、保定期間の観察料として別途3000円(来院毎、税抜)の費用が発生します
〈治療開始から終了まで〉
患者様は20代女性です。上記主訴を理由に来院されました。写真の通り、上の前歯が重なっており、またわずかではありましたが、上の前歯が出ているような横顔でした。
患者様と話し合い、上の前歯だけを治す部分矯正を行うこととなりました。
抜歯をせず、IPR(歯と歯の間をヤスリがけし、歯が並ぶスペースを作る方法)とワイヤー矯正を用いて、5ヶ月という短期間で治療を終えることができました。
治療途中に妊娠が分かり、ご出産前に治療を終わらせたいというご希望にも無事余裕を持ってお応えすることができました。出産後、落ち着かれたら下の前歯の矯正歯科治療も行う予定です。
部分矯正は、低コストで矯正歯科治療を行える反面、文字通り部分的に矯正歯科治療を行うため、しっかりとかみ合わせを作ることができない=妥協しないといけない場合がある、という大きなデメリットがあります。
しかし本患者様は、良好な噛み合わせと見た目を獲得することができました。
部分矯正は治療可能な歯並びが限られていますので、どなたにでも出来るという訳ではありません。
ご自身の歯並びはどうなのか、部分的な矯正歯科治療で治るのか、もし気になられたら当院にご相談ください!