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2024年8月7日歯科の麻酔について
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
患者様にとってストレスの大きな麻酔処置。
痛さへの恐怖のほか全身疾患や服薬状況によって、急変の可能性があります。
歯科麻酔を必要とする治療を受けられる患者様に、少しでも不安を軽減してもらえるようにご説明させていただきます。
歯科治療で使われる麻酔は、治療する範囲に局所的に麻酔薬を注射する局所麻酔が一般的で、虫歯の治療や歯の根の治療、抜歯など幅広く使用されます。
麻酔の効きを良くし持続時間を長くして安全性を高めるために、麻酔薬の多くには血管収縮剤も配合されています。
この血管収縮剤は局所麻酔の注射すると周囲の歯ぐきの血管が収縮し血流が低下します。これによって注射した部位に麻酔薬が留まるので周囲の組織だけでなく全身に拡散しににくくなります。
使用した麻酔薬の本数にもよりますがだいた2〜3時間で麻酔が切れます。
現在使用されている局所麻酔薬は安全性が非常に高くアレルギー反応を起こすようなことはほとんどないとされています。
ただ、服薬状況や高血圧の方や体調次第では気分が悪くなったり、動悸がしたりすることもありますので、もし不安なことがあれば、お気軽に一度当院歯科医師やスタッフまでご相談ください。