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2023年8月20日もし歯が抜けてしまったら? 〜歯のケガ対処法〜
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂きありがとうございます。
遊びやスポーツで顔から転んだり、口をぶつけてしまうと、前歯が抜け落ちたり、折れてしまうことがあります。
そんな場合は慌てずに対処をすることが大切です。
歯の根っこには「歯根膜」という、歯を支えている柔らかい組織があります。
歯根膜は非常にデリケートで乾燥に弱いため、口の外では30分程しか生きられません。
歯根膜が生きていれば、歯が元の位置に戻り定着する可能性が高くなりますので、
乾燥させないように保存することが何よりも重要です。
⭐︎抜けた歯の保存方法と保存期限
・ティースキーパーネオ(学校等にある専用保存液) ⇨24時間
・牛乳(脂肪分の少ないもの) ⇨6時間
・唾液(頬の裏側、または舌の下に歯を入れる) ⇨1時間
・生理食塩水(0.9%濃度) ⇨1時間
・水道水(上記の方法が不可能な場合) ⇨30分
*保存期限はあくまでも目安です。抜けた歯の再生処置は、早ければ早いほど良いため、期限に関わらず
できるだけ早く受診しましょう。