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2022年12月18日「紹介」という選択肢
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂き、ありがとうございます。
さて、今回は医療機関でよく行われている「紹介」についてのお話です。
皆さんは、病院に行った際に「もう少し精査の必要があります」とお医者さんから言われたこと、そして紹介状を渡され、大きな病院に行かれた経験はあるでしょうか?
実は歯科医院においても、大学病院などの大きな医療機関に紹介することはよくあります。
例えば
お口の中に大きなしこりがあるので精査が必要だったり、
親知らずが神経に近く、抜くにはリスクが高かったり、
根っこの治療をずっとしているけど中々治らなかったり…
命に関わる重要なことから、ちょっとした問題まで、様々な理由で町の歯医者さんは「紹介」を行うのです。
医療を行うにあたり、”病診連携”という非常に重要な考えがあります。
これは簡単に言うと、大きな病院と町の診療所が連携して、患者さんに適切な治療を提供する、という考え。
言い換えれば、
町の診療所で行える治療は診療所で、
診療所では補えない設備、施設、技術が必要な場合は大きな病院で、
という考えです。
つまり町の歯医者さんには、より精査や高度な治療が必要な患者様かどうかを見極めるという、治療の窓口としての責務があるのです。
紹介=たらい回し、ではなく、患者様に適切で安全な治療をお届けするための重要な選択である、とご理解いただければ幸いです。
何か不安なこと、気になることがあればいつでも当院にご相談ください。