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2022年8月14日妊婦さんの歯周病
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂きありがとうございます。
「妊娠すると歯が悪くなる」とよく聞きませんか?
妊婦さんのお口の中は、虫歯菌や歯周病菌が増えやすい条件が揃うので
妊娠中も歯の痛みや歯茎の腫れなどの悩みが少なくありません。
「赤ちゃんにだいじょうぶかな?」と歯科受診を悩んでいるうちに
お口の中のトラブルがますます悪化してしまうかもしれません。
今回は妊婦さんの歯周病についてお話ししたいと思います。
歯周病菌は妊婦さんの体内でさかんに分泌される女性ホルモンが大好物。
たくさん食べて増し増殖します。
なぜ妊婦さんは歯周病になりやすいのでしょうか?
女性ホルモンは、子宮やおっぱいを大きくし、胎児が元気に育つようにからだを変化させます。
歯周病菌の仲間にはこのホルモンを栄養源とするものがいて、
女性ホルモンが豊富な妊婦さんの歯茎が大好きで、さかんに増殖し活発に活動します。
そのため妊娠中は、ふだん歯茎が腫れない人も歯周病の初期症状『歯肉炎』になりやすく、
歯周病(歯周炎)の方は症状が進行しやすいのです。とくに妊娠初期は、
つわりがあり、丁寧に歯磨きするのが大変な時期です。
生まれてくる赤ちゃんへの虫歯菌感染を減らすためにも、お口のなかを良好な状態に保っておきましょう。
歯周病の進行を防ぐ為に、歯周病の予防や、早期の治療をおすすめいたします。
なにか気になる事があれば、ぜひ当院にご相談ください。