ブログBlog
ブログ
2022年7月2日「どうせ口内炎(アフタ)だ」とあなどらないで!
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧頂きありがとうございます。
みなさん、アフタ性口内炎はご存知でしょうか?
口内炎は口の中の炎症を示す総称で疾患名ではありませんが、
一般的に口内炎と呼ばれる代表格がアフタ性潰瘍(アフタ)です。
アフタは大きさや数により、小アフタ、大アフタなどに分けられます。
誤って口を噛んだとき、被せ物や詰め物などの修復物、入れ歯の不適合、
歯の縁が尖っていないかなどの詳しい検査が必要です。
対処法としては口の中を清潔に保ち、粘膜の状態を整える事が重要です。
デキサルチン口腔用軟膏などの副腎皮質ステロイド外用薬が効くので、患部に少量を直接塗布します。
その際には患部を乾かした状態で、指ではなく、清潔な綿棒などで潰瘍を覆うように塗りましょう。
通常のアフタであれば、1週間程度で徐々に痛みが取れて治っていきます。
しかし、ときにはなかなか治らない、あるいは繰り返しできてしまうアフタもあり注意が必要です。
とくに2週間程度経っても潰瘍に変化がなかったり、大きくなってくるようでしたら、
悪性腫瘍や全身疾患の可能性も考えて、念のため専門施設を受診することをお勧めします。
お口のことで何かお困りでしたら、いつでも当院にご相談ください。