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2022年5月11日あなたのお口、お子さんのお口『ポカン口』になっていませんか?
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「ポカン口」についてお話させていただきます。
「ポカン口」とは口呼吸症候群のことです。
食べたり、飲んだり、話したりするとき、唇がしっかり閉じる力(口唇閉鎖力)は不可欠です。
様々な問題を起こす可能性があります。
口腔内の乾燥から唾液の機能低下により虫歯や歯周病の原因にもなります。
唇の形態、歯並び・噛み合わせの異常の原因にもなります。
また集中力の低下や、無呼吸症候群、直接、気管や肺に外気が入ることによりアレルギー性鼻炎など。
ポカン口を防ぐ為には噛むことが大切です。
「現代人は昔と比べて顎が小さい」と言われているのはなぜでしょう?
縄文人と現代人を比較すると、顎の大きさに変化はありますが、それに加え、歯の内側が寄っているという研究報告もあるようです。
これは、現代人の「食べ物をすりつぶして噛む動作が減った」ことが要因と考えられます。
噛む動作は3つの動きから成り立ちます
・前歯などで噛みちぎる
・奥歯などですりつぶす
・奥歯などでさらによく噛んで舌を使い飲み込む
この3つの動作がしっかりできるよう食材を細かくしすぎないよう調理の工夫が必要です。
普段から意識をするだけでもかなり変わってきます。より良いお口の状態を保つ為に、意識してみましょう。