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2022年4月20日当院での矯正歯科治療【部分矯正の利点欠点】
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は当院で矯正歯科治療を行った患者様の、治療前後をご紹介します。
〈患者様〉
・20代女性
・上の前歯の重なりと、出っ歯を主訴に来院
〈治療法〉
エッジワイズ装置(歯にボタン=ブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を動かす装置)による、上顎のみの部分矯正歯科治療
〈治療期間〉
・5ヶ月
〈治療費用(税抜)〉
・検査診断料 40000円
・装置料 180000円
・調節料(来院毎)4500円×8回来院=36000円
トータル治療料金(動的処置終了まで) 256000円
※動的処置終了後、保定期間の観察料として別途3000円(来院毎、税抜)の費用が発生します
〈治療開始から終了まで〉
患者様は20代女性です。上記主訴を理由に来院されました。写真の通り、上の前歯が重なっており、またわずかではありましたが、上の前歯が出ているような横顔でした。
患者様と話し合い、上の前歯だけを治す部分矯正を行うこととなりました。
抜歯をせず、IPR(歯と歯の間をヤスリがけし、歯が並ぶスペースを作る方法)とワイヤー矯正を用いて、5ヶ月という短期間で治療を終えることができました。
治療途中に妊娠が分かり、ご出産前に治療を終わらせたいというご希望にも無事余裕を持ってお応えすることができました。出産後、落ち着かれたら下の前歯の矯正歯科治療も行う予定です。
部分矯正は、低コストで矯正歯科治療を行える反面、文字通り部分的に矯正歯科治療を行うため、しっかりとかみ合わせを作ることができない=妥協しないといけない場合がある、という大きなデメリットがあります。
しかし本患者様は、良好な噛み合わせと見た目を獲得することができました。
部分矯正は治療可能な歯並びが限られていますので、どなたにでも出来るという訳ではありません。
ご自身の歯並びはどうなのか、部分的な矯正歯科治療で治るのか、もし気になられたら当院にご相談ください!