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2021年10月18日サメ肌はあってもサメ歯はないみたいです。
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
この仕事をしておいてなんですが、口腔内の治療って結構神経使います。
小さい部位での細かい作業、それこそ文明の利器であるCTやマイクロスコープを用いないと処置できないこともしばしば。
あー、大人の歯ってなんで生え変わらないんだよー!って思うこともないわけではありません。
先日もお昼休みにぼーっとそんなことを考えていると、学生時代に「サメは歯が何度も生え変わる」って習ったことを思い出しました。
20年以上前にきいたような…くらいの話で真偽がおぼつかず調べてみることにしました。
(といっても検索して調べたレベルのものですので、軽く読み流してください。)
『サメの歯は何列にも並び、今使われている歯列のすぐ後ろには新しい歯列が用意されている。歯が1本でも欠けると、新しい歯列が古い歯列を押し出して、歯列ごと新しいものと交換される。歯列は何回でも生え変わり、1尾のサメが生涯に使う歯の数は最大で数千にのぼると考えられている』(某ネット百科事典より)
いいなあ、サメ。けど、びっしり生えてたら歯磨き大変そうだなあ、でも生え変わるから歯を磨かなくて虫歯だらけでもべつにいいのか…
などなど考えていたら昼休み終わってました。
未分化細胞から歯の基となる細胞が作られた、というニュースが話題になってしばらく経ちます。そうなったらサメみたく新しい歯を作れますが、治療に活かせる日はまだ先のことかもしれません。
早期の治療・予防を続けて、今ある歯をしっかり守っていきましょう。