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2021年3月23日治療した歯がしみるのはなぜ?
いつもヒサドメ歯科のブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さんはむし歯の治療をした後に歯に痛みを感じたり、しみたりしたことはありませんか?
実際に当院に通院されている患者様の中にもそのような症状が出ている方もいらっしゃいます。
治療した後なのになぜだろうと疑問に思うかもしれませんが、心配いりません。
なぜならば、これは治療の方法と歯の構造によるもので、しばらくするとごく自然にしみたり痛んだりすることはなくなるからです。
むし歯の治療方法と歯の構造について説明いたします。
🦷大きなむし歯は深く、広く削ります🦷
患者様の歯をできるだけ『削るのは最小限に』を心掛けています。
しかし、むし歯の深さによっては神経の近くまで削ることもあります。
そのため治療後の歯は神経に近くなった分だけ、刺激がすぐ伝わるので、軽い痛みやしみる症状がでやすいのです。
また、金属の詰め物や被せ物は冷たい・熱いなどの刺激をよく伝えます。
神経に近くなっていてしかも刺激をよく伝える修復物が入っていると、刺激の伝わりやすさは増しますから、痛みやしみる症状が強く出てしまうことがあります。
🦷第二象牙質ができます🦷
しばらくすると、歯は神経を刺激から守ろうとして、歯の神経を囲むように第二象牙質と呼ばれる新しい象牙質を作ります。
これができるにつれて、次第に痛みやしみる症状は消えていきます。
場合によっては症状が一向に良くならないケースもあります。
その時にはご相談に応じて、患者様に合った治療をしていきますので、遠慮なくお申し出ください。